インターネットFAXでも一斉送信は可能!注意点や対応しているサービスをピックアップ
インターネットFAXでも一斉送信はできる!
通常のFAXと同じように、インターネットFAXでも一斉送信をすることができます。というよりも、むしろインターネットFAXの方がより簡単かつ低コストで行えることが多いものです。一斉送信というのは、一度の送信操作だけで何十件もの相手に一度に送れるという処理です。営業用の文書をお客様にまとめて送る、社内文書を各部署に送信する、同僚に情報共有のために送信するといった使い方がなされます。
インターネットFAXサービスでは、かなりの会社が一斉送信機能を標準的に備えています。たとえば、efaxは一度に最大で50件の番号に対して送信することが可能です。メールの宛先登録という形で送信先をまとめて指定できますので、一斉メールと同じ感覚で操作できるのが便利な点です。Tones秒速FAXは、一斉送信可能件数が3,000件となっているのが大きなメリットです。しかも、送信操作を複数回繰り返すことで一気に何万件もの送信ができることになります。そのため、営業用のダイレクトメールやプレスリリース配信などにも使えて、かなり利用範囲が広いのが特徴です。しかも、一斉送信用の管理ができるプログラムがありますので、宛先の管理がとても簡単でリストから選ぶだけですぐに大量配信が可能なため、よりビジネス用途に工夫されているインターネットFAXと言えるでしょう。
KDDIペーパーレスFAXも一斉送信サービスを提供しています。一度に送れる件数は10件となっていますので、プレスリリースなどの目的というよりは社内文書の配信などに向いていると言えるでしょう。機能性はとても高く、パソコンで管理ができるクライアントソフトが備えられています。そのため、送信する文書の選択や宛先の指定がとても楽にできます。また、Googleドライブとの連携ができるシステムとなっていますので、クラウド上から送信したい文書を呼び出してそのまま送るという便利な使い方も可能です。
インターネットFAXで一斉送信をする際の注意点
インターネットFAXの一斉送信機能はとても便利ですが、いくつかの注意点があります。まず、サービスによっては大量送信をしようとすると自動的に誤送信防止機能が働いてしまうことがあるということです。デフォルトの機能で一度の送信件数に制限がかけられていることがありますし、ずっと一斉送信をしていない状況から一気に大量の送信をすると誤送信と判断されて停止されてしまうことがあるのです。また、同じように詐欺防止のために一斉送信はデフォルトで使えない状態になっていたり、改めて登録が必要だったりすることがあります。そのため、送信しようと思っても機能自体はあるのに使えないとか、処理しても送信不可となるケースも起こり得ます。こうしたことを避けるために、初めて一斉送信をする時には、管理画面での機能の確認をすると共に、サービスの概要について事前にチェックしておくことが大切です。
便利なインターネットFAXの機能を使いこなそう!
インターネットFAXは、紙の文書を送受信するだけでなく、いろいろな便利な機能が備えられています。サービスを選ぶ際には、それぞれの会社のサービスでどんな機能を設けているかを事前にチェックし、欲しい機能が使えるサービスを選ぶようにしましょう。また、インターネットFAXならではの便利な機能も多いので、オフィスに初めて導入したら色々と試してみて業務効率が最大化されるよう工夫して利用しましょう!