iPhone1台でインターネットFAXは利用できる?
スマホの進歩は目覚ましいもので、普段の生活だけでなく、ビジネスでも大きな役割を果たすようになっています。中には、オフィス外ではパソコンを持ち歩くことなく、iPhoneのみで仕事をしているという人もいるほどです。多くの機能が使えるようになっていますし、アプリもパソコンソフトに引けを取らないほどバリエーションが豊富になっています。では、iPhoneのみでインターネットFAXを利用することはできるのでしょうか?そのための条件にはどんなものがあるのでしょうか?実際の利用を想定して解説していきます。
結論、iPhoneだけでもインターネットFAXを利用できる
iPhone1台だけでも、インターネットFAXを利用することはできます。その利用法としては、主に2つが考えられます。
まず、どこのインターネットFAXでもそうですが、FAXの受信をメールで行う形です。相手から送られてきた文書はPDFなどのファイルに変換され、メールに添付して届きます。この受信メールをiPhoneで使っているメールに設定すれば、いつでもどこでもスマホのみで受信ができるわけです。送信に関しても、すべての会社ではありませんが、やはりメール形式で文書を添付して送信できる方式のところがあります。このように、スマホでもメールが使えれば、問題なくインターネットFAXを利用できるというわけです。
もう1つのパターンは、インターネットFAX専用のアプリを提供しているサービスです。アプリの中で受信した原稿を閲覧できるようになっていますので、メールとは別に、受信環境を持てるわけです。そして、同じようにアプリ内で送信ができ、スマホ内やクラウド上に保存しているファイルをそのままアプリから送れる仕組みが取られています。こうしたアプリでは、管理設定もできることがあります。転送や連絡帳登録など、便利な機能の設定ができますので、パソコンがなくてもほぼ全ての操作ができます。
専用アプリがなくても、多くの会社でブラウザからFAXの送受信ができますし、すべての会社で管理設定ができるようにしています。そのため、iPhoneのウェブブラウザを開けば、問題なくインターネットFAXを利用できるでしょう。
iPhoneでインターネットFAXを便利に利用する方法
スマホでインターネットFAXを利用したいのであれば、一番便利なのはスマホアプリが提供されている会社を選ぶことです。操作がより簡単で、連絡帳などの機能と連動しているので便利というメリットがあるからです。もしアプリの提供がないのであれば、メールで送受信の両方ができるかを確認する必要があります。どこの会社でも受信はできますが、送信は専用ソフトやブラウザからというケースも多いです。そうなると、受信と送信で違う方法を採ることになって面倒ですし、ミスが生じる可能性も出てきます。
また、送受信は何らかの方法でできるとしても、管理設定や便利な機能はスマホではできない、もしくはログインなどの関係で面倒な場合があります。インターネットFAXを利用する時はクラウドからファイルを直接送ることが多くなるので、連動機能が使えないと利便性がぐっと落ちてしまいます。こうしたことを考えると、やはり専用アプリで送受信も他の機能との連動をできるサービスがベストで、次いで送受信のどちらもメール添付でできるという形が良いということになります。
利用シーンをイメージして会社を選ぼう
スマホでもインターネットFAXを利用することはできますが、その方式によって利便性が異なります。どんな形でFAXを使うことが多いのかを想定して、より使いやすいサービスを提供している会社を選びましょう。