インターネットFAXでa3

インターネットFAXでA3用紙のFAXは受信、送信できるの?

一般的にビジネス用の文書はA4サイズで作成されますが、一部ではa3などの大きいサイズで作成されます。具体的には、カタログや建築設計図、機械図面などがあります。このように、主に描画が含まれる文書については、より精細な説明ができるように大きなサイズでの文書となっているのです。こうした文書をやり取りすることが多い企業では、インターネットFAXでもa3サイズの送受信ができるかどうかは大きな問題です。果たして、対応用紙のサイズはどのくらいが一般的なのか、チェックしてみましょう。

a3サイズに対応しているインターネットFAXもある

すべてではありませんが、a3サイズの原稿を送受信できるインターネットFAXはあります。たとえば、faximoやD-FAX、Toones、BizFAXといったところです。これらは、事前に用紙サイズを設定しておけば、小さい原稿についてもa3などの大きな版に拡大して受信してくれることもあります。また、それぞれの原稿の読み取り状況に合わせて、自動的に原稿サイズを変更して受信するケースもあります。
どちらにしても、インターネットFAXではインターネット回線を使って通信をするため、通信速度が速く、精細で容量の大きな原稿に強いというメリットがあります。従来の電話回線を使ったFAXだと、大きくて細かい図面を送ろうとしてもかなりの時間がかかったり、設定時間内に処理しきれず送信もしくは受信エラーとなったりすることもあります。しかし、インターネットFAXであればスムーズに送れますので、行き違いが起きにくいわけです。

また、クラウドやパソコンのストレージに保存しているファイルを、そのまま送信できるという良さもあります。いちいち印刷しなくても良いので、手間も印刷コストも減らせるというわけです。このように、大きなサイズのFAX送受信では、よりインターネットFAXのメリットが引き立つのです。

インターネットFAXで大きいサイズを送る際の注意点

上記のように、a3などの大きなサイズに対応している会社はありますが、すべての会社ではないという点に注意しましょう。特に注意が必要なのは、「対応用紙サイズ」という表記でa3などが含まれている場合です。確かに、送信のための読み込みも受信も大判の原稿を受け付けているのですが、実際にパソコン画面に表示される時にはA4 になるということもあるのです。受け付けはできるものの、自動的にA4 に全て変換されて表示されてしまうということです。そうなると、原稿サイズが異なりますので、実務上、これでは役に立ちません。

また、大きなサイズには対応しているものの、a3はできずに、B4に自動的に変換されるケースもあります。他にも、管理側で受信もしくは送信する原稿サイズを統一する設定に注意すべきです。すべての原稿をA4 に統一などの設定にしていると、いくらa3サイズに対応している会社で相手が大きな原稿で送ってくれても、自動的に小さく変換されてしまいます。a3を受信できるはずなのにいつもA4でしか届かないという時は、設定を確認して、サイズの統一をオフにする必要があります。

原稿サイズにも注意して会社を選ぼう

インターネットFAXでも、a3などの大きな原稿を送受信することができます。しかし、会社によって対応状況が異なりますし、設定によって小さいサイズに自動的に変換されてしまうこともあります。自分たちのよく使う原稿サイズはどれかを確認して、そのサイズに対応している会社を選ぶように気をつけてください。


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