FAXのテスト送信の方法

FAXで試し送信をするにはどうすれば良い?FAXの送受信テストについて解説

FAX送受信のテストは、FAXメーカーのサービス

FAXを導入する際、企業内に別の支社や支店があれば、そこへ試験的に送受信を試みることはできます。しかし中小企業や個人事業主のように、他に気軽にFAX送受信テストができる番号がないという場合には、どうしたらよいのでしょうか?
送受信できるかどうかを確認することなく使用をスタートするのは、やはり心配なものです。正常に稼働していないかもしれませんし、試験的な送受信をしてみなければ、それに気づかないことも考えられます。

まず最初にトライしたい試験方法は、FAXメーカーから提供されているテストサービスを活用するのがおすすめです。それぞれのメーカーごとにテストサービスの有無及びサービス内容は異なりますが、試し送信や試し受信ができることで大きな安心感を得られるでしょう。
例えばエプソン製のFAX機器を導入した場合には、エプソンの専用テスト回線を使って試し送信が可能です。エプソン側で試し送信を受け取ると、自動的にFAXが返送される仕組みとなっており、試し受信に関しても一連のテストとして行えます。エプソンだけでなく、ブラザーなど国内でFAX機器を製造販売している多くのメーカーでは、類似する試験的な送受信サービスを無料で提供しています。ぜひ有効活用しましょう。

インターネットFAXを利用したテスト送受信も可能

もしも購入したFAX機器のメーカーにこうした送受信のサービスがなくても、心配する必要はありません。試し送信や試し受信の方法は、他にもあります。
1つ目にオススメの方法は、インターネットFAXを利用するというものです。インターネットFAXというのは、インターネット回線を使ってFAXの送受信ができるというサービスで、多くの場合には有料のサブスクリプションサービスとなっています。試験的に送受信をしてみたいだけの場合、あえてサブスクリプションサービスを契約する必要はありません。インターネットFAXサービスの中には、一定期間は無料で利用できるものがたくさんあります。無料の期間は2週間や30日間など制限が設けられているものの、試験的に送受信のテストをするには十分な期間と言えるでしょう。
インターネットFAXサービスでは、パソコン上のファイルをそのままFAXとして送信できるだけでなく、受信した書類をプリントアウトすることなくパソコンの画面上で閲覧できます。送受信どちらもペーパーレスで対応できるという点が、大きな魅力です。

2つ目にオススメの方法は、コンビニや自宅などのFAXを活用して試験的に送受信のテストをするという方法です。自宅に家族がいるとか、社員が複数人いる企業なら、コミュニケーションをとりながら試し送信や試し受信ができるため、それほど面倒な作業とは感じないでしょう。ただし個人事業主の場合には、自宅から送ったFAXが受信できているかをチェックするためには、会社のオフィスまで足を運ばなければならず、時間も手間もかかってしまうというデメリットがあります。

送受信できなければFAX規格を確認しよう

FAXの試し送受信は、さまざまな方法で確認できます。メーカーから提供されているテスト用番号を利用するのが最も簡単ですが、そのほかにもインターネットFAXを使う方法や、自宅やコンビニからFAXを送ってみるという方法も正常に作動していることを確認できる手段として有効です。
もしもこれらの方法で上手く送受信できない場合には、もしかしたらFAXの規格が回線と不適合なのかもしれません。アナログや光回線の場合にはFAX規格はg3、ISDN回線ならg4でなければ送受信はできないため、規格を確認するようにしましょう。


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