【2023年版】おすすめの勤怠管理システム3選
勤怠管理システムの導入は企業にとって様々なメリットをもたらします。人事部署については従業員の労働時間や休日取得状況などを確認するのに使えますし、経理部門においては給与計算を正確にするために活用できます。また従業員全体としても簡単に休日申請やタイムカードチェックなどができます。企業全体の効率化を図れるため導入を検討しているところも多いですが、どのシステムを入れるかで悩んでしまうかもしれません。そこで、本記事ではおすすめの勤怠管理システムを紹介すると共に、それぞれの特徴を解説していきます。自社に合ったシステムを選ぶ参考にすることができるでしょう。
おすすめの勤怠管理システム
「ジョブカン勤怠管理」
導入実績が15万社を超えるなど、国内シェアが非常に高いシステムです。最大の特徴としては使いやすいシンプルな画面と機能になっている点を挙げられます。管理者が勤怠状況を確認したい時や設定を変更したい時でも、直感的に理解できる作りとなっているため、導入時の研修を最小限にすることができますし、ヒューマンエラーを少なくできるのがメリットです。また、タイムカード打刻も簡単です。オフィスに直接行く社員にはICカード打刻ができますし、外勤でもLINEやslack、さらにはスマホのGPS機能を使った打刻などもできます。
また、勤怠管理に必要な機能を選んで搭載できる方式を採用しています。具体的にはシフト申請と作成、通知、工数管理、集計作業といったものです。給与計算なども他のサービスと連動させることでほぼ完全自動化ができます。料金はどれだけの機能を盛り込むかによって変わってきます。出勤管理だけであればプラン1となり、工数管理などの機能を加えていくごとにプラン2、3と大きくなります。プランが1つ大きくなると、1ユーザー当たり月額100円ずつ加算されていくという分かりやすい料金体系となっています。
「マネーフォワード勤怠」
クラウド会計ソフトでも知名度の高いマネーフォワードが提供している勤怠管理システムです。幅広いサービスを提供していて、この勤怠管理システムと給与サービス、人事サービスを組み合わせることで、給与計算を始めとする多くの作業を一元管理できるのが強みです。また、企業ごとに柔軟に設定を調整できるのも特徴です。たとえば、有休管理機能では事前に自社の有休付与体系を設定しておけば、自動的に有休が与えられ管理できるようになります。また、残業時間が規定オーバーした時に自動通知してくれるなど、労働環境改善のための機能も充実しています。
「キンコン」
小規模な企業でも導入しやすいコンパクトな勤怠管理システムです。ICカード機器やパソコンなどがなくても、スマホのみで導入できる簡単さが人気の理由です。通常の勤怠管理と共に交通費請求なども楽にできます。交通費明細をスマホで読み取り、即座に申請できるシステムは現場従業員の利便性にかなっています。GPSによる打刻場所管理などもあって、企業側としても安心できるシステムと言えるでしょう。異なる労働形態における勤怠管理や、休日管理などもできるのでコストの割に機能が充実していて使いやすいシステムとなっています。
必要な機能と利用状況を比較して検討しよう
おすすめとして紹介した勤怠管理システムからも分かるように、それぞれで特徴的な機能や使い勝手が異なります。企業の規模や従業員の働くスタイルなどによっても、あると便利な機能が変わってくることもあります。まずは、自社としてどんな機能があると便利なのか、もしくは不要なのかを把握してから、その上でニーズに適ったシステムを絞り込んでいきましょう。
