インターネットFAXの通信コスト

インターネットFAXの通信費はどれくらい?仕組みとともに解説

月額料金でプラン化されていることが多い

インターネットFAXにかかるランニングコストは、基本料金と通信費です。多くのサービスでは、月額料金として基本料金と一定枚数までの通信費がセットになっています。そのため、限度枚数を超えない限り、毎月定額で使えるのがメリットです。このプランは会社によって異なります。
たとえば、多くの企業が採用している「e-Fax」というサービスでは、月額が税込み1,980円となっていて、毎月の通信費は送信と受信それぞれで150ページ分まで含まれています。この枚数を超える送受信が発生した場合は、1ページ分税込み11円が通信費として加算されていきます。
こちらも多くの会社が利用している「valueFaxBiz」は、基本料金月額700円(年間払いなら月額500円)で受信は300枚まで無料となっています。送受信を無料にしたい場合は、月額1,250円のプランに加入するとベターです。
サービスによっては、月額料金をもっと高くして月間送受信数の上限も引き上げているところもありますし、逆にもっと安くして送受信限度数を少なく抑えているプランもあります。さらに、あまり多くはありませんが、基本料金を固定にして無料送受信数の設定をなくし、1ページ送受信する度に課金する仕組みを採っているサービスも見られます。

インターネットFAXの通信費の仕組み

上記のように、インターネットFAXの料金の仕組みは通常、基本料金と一定の送受信枚数の上限に応じた通信費を固定にしたプランが多いです。内訳を細かく見ると、月額料金はサービス使用料がほとんどを占め、後はクラウド使用料などの付帯的なサービス料金がかかってきます。また、アカウントや電話番号を増やすとその分料金が上がる仕組みとなっているプランが多いので、追加電話番号の費用も加わります。
通信費については月間で一定枚数まで使い放題となっていることが多く、上限枚数を超えると通信費が加算されます。1枚当たり8円から13円くらいが相場です。あるいは、受信については枚数制限なしの利用し放題としていて、送信だけ費用がかかるサービスも見られます。
また、利用する電話番号によっても月額料金が変わることもあります。「03」や「06」などの通常の市外局番から始まる電話番号だと少し高めに設定されていて、いわゆるIP電話番号と呼ばれる「050」から始まる番号だと基本料金が安くなるといった具合です。

このように、インターネットFAXの料金の仕組みはいろいろな要素が絡んできますので、じっくりと検討する必要があります。まずは、自社でどのくらいの枚数をファックスで送受信しているのかを分析しましょう。月によって利用頻度が大きく増減するのか、ほぼ一定なのかという点も確認したいところです。それによって、毎月コンスタントに使う枚数を上限として設定しているプランを選ぶことができます。そして、上限枚数を超えた場合の通信単価を他社と比較してみましょう。
同時に、必要な市外局番を取得できるのか、送受信方法として専用アプリが使えるのかといった機能面もチェックしたいところです。やはり機能が充実しているところほど、多少月額料金が高くなる傾向が見られるからです。それに応じて予算組みをして、従来のファックスと比べてどのくらいのコストダウンとなるかを計算してみましょう。

インターネットFAXにすることでコストダウンを図る

インターネットFAXの通信費はほとんどの場合、月間上限枚数までは使い放題のプランとなっています。上限枚数を超えると、1ページ当たりの単価で通信費が加算されていきます。インターネットFAXはネット回線を使っていますので、上手にプランを選ぶことで、従来のファックスよりもランニングコストを抑えられます。(2023年現在)


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