ビジネスで格安SIMを使うならどのサービスがおすすめ?
ビジネス向け格安SIMの選び方
ビジネスをしていく上で、社員同士のコミュニケーションやお客様や取引先との連絡というのは欠かせないものです。そのため、多くの企業では社員に携帯を持たせています。そうなると、通信費でかなりのコストがかかってしまいますので、できるだけ安いプランを選びたいもの。格安SIMはその点で、大手キャリアに比べるとかなり月額費用が低く抑えられているので有利です。そこで、ビジネス向けとして格安SIMを選ぶ際のポイントを押さえ、自社に合ったサービスを選びましょう。
ビジネス向けの格安SIMとしては、まず法人契約ができるかどうかを確かめます。会社として契約できないと一度に多数の回線を用意できませんし、通信料を経費として計上しづらくなる恐れもあります。すべての格安SIMが法人契約に対応しているわけではありませんので、この時点である程度絞られます。その上で、必要とする通話時間や機能と料金のバランスが取れているプランを探します。同時に、通信回線をどこのキャリアのものを使っているかを調べて、安定した通信を維持できるかを確認します。また、支払い方法をチェックしましょう。クレジットカードや振り込みなど、自社でよく使っている決済方法があると便利です。
おすすめのビジネス向け格安SIM
「BIGLOBE biz」
BIGLOBEはコスパの良いプランを打ち出しているのが特徴です。通話のみであれば固定費が700円となっていて、6GBのデータ容量が付いているプランでも月額1,500円となっています。個人契約よりも数百円安く設定されていますので、よりお得に利用できます。データ通信量は0GBから30GBまで細かく設定されていますので、それぞれのニーズに合わせた契約ができるのもメリットです。管理者を1人決めて、SIMの追加や解約などを簡単に管理画面が行えるサービスもあります。
「mineo for business」
コスパの良さで個人契約でも人気のmineoの法人向けサービスです。auとドコモ、ソフトバンクと3つのキャリアから選ぶことができ、営業範囲における最も優れた通信環境を選択できます。音声通話SIMの500MBプランでは最安1,310円で、30GBになっても最高6,950円で済みます。複数回線の契約であれば、1回線あたり50円割引となりますのでさらにお得です。
「Nifmo 法人サービス」
NifMoの法人向けサービスの最大の特徴は、法人契約にしかないシェアプランが設けられているという点です。これは、同じ契約グループもしくは社員同士でデータ通信容量を分け合えるというものです。社員によって、それぞれの月でネットの使用量は異なるものです。そこで、規定の容量を使い切れないケースでは別の社員に割り振ることが可能となります。こうした「法人シェアプラン」は、5GB音声通話プランで2,500円、10GBで3,900円となっています。
「ワイモバイル」
S、M、Lの3つのプランがあり、1,980円から3,780円となっています。個人契約と内容は同じなのですが、法人契約割引が適用されて回線ごとに700円の割引が適用されます。10分間のかけ放題も付いてきますので、通話メインであれば使い勝手の良いプランとなります。
利用ニーズを分析して選ぼう
ビジネス向けの格安SIMは各社で出していて、それぞれにプラン設計が異なります。自社における利用ニーズを分析して、どのくらいの通話時間やデータ容量となるかを予測しましょう。その上で、最もバランスの取れた格安SIMを選ぶことができます。