efaxとvalueFaxBizを項目別に徹底比較！
料金比較はvalueFaxBizがお得
インターネットFAXを導入する上で最も重要なポイントであるコスト比較ですが、結論から申し上げると、全体的にはvalueFaxBizの方が安くなると言えます。efaxもvalueFaxBizも、初期費用は登録費などを含めて1,100円となっています。そして、月額料金としては、efaxは月払いだと税込み1,980円で年払いにすると1,650円相当です。一方のvalueFaxBizは、送受信の両方ができるプランだと税込み1,375円です。
これに加えて、ひと月当たりの無料利用限度枚数にも差が出てきます。valueFaxBizの場合は1か月あたり300枚までが無料の範囲内とされています。一方のefaxは150枚が限度枚数として設定されています。どちらも限度枚数を超えると1枚当たりの利用料金がかかってきます。efaxの場合は1枚当たり11円がかかり、valueFaxBizは8.25円がかかります。こうして見ると、コストの比較ではvalueFaxBizの方がお得に利用できることが分かります。
サービスの比較はefaxもvalueFaxBizも必要十分
コストと共に重要なポイントとなるのがサービスの比較です。この点については、どちらの会社でも充実した機能やサポートを行っていますので、一般的な使い方であれば満足できる内容と言えます。サービス面での比較で注目したいのは、利用にあたっての番号取得です。どちらも050番号だけでなく市外局番の取得が可能です。ただし、efaxについては全国どこの市外局番でも利用することができるのに対して、valueFaxBizは地域が限定されていて大都市圏内の番号がメインとなっています。そのため、地方の市外局番が欲しい人にとってはefaxを選ぶことになります。コストには違いがありますが、こうした市外局番の対応エリアの広さということを考えると、efaxに分があると言えそうです。
一方で、valueFaxBizが提供している市外局番で良いということであれば、申し込みから利用開始までのスピードや、使う上での便利さなどについては基本的に大きな差はありません。メールを使った送受信や、クラウドとの連携などもありますので、個人事業者の方からオフィス利用のケースまで幅広く活用できるメリットを持っています。また、複数のスタッフでサービスを共有したり、受信データを受け取ったりできますので、情報をシェアする面でも使いやすいサービス内容となっています。
外出先での利用については、efaxはスマホでの操作ができるよう工夫をしているのが特徴的です。専用アプリを用意していますので、アプリを立ち上げればすぐに必要な操作ができますし、スマホで写真を撮影してそれをFAX送信するといった便利な使い方もできます。とはいえ、valueFaxBizでもメールでPDF形式での受信といった操作が可能ですので、一般的な使い方であればそう大きな差が出ないということもあります。スタッフがどんなシーンで使うことが多いかということを考えて、サービスをじっくりと比較してみる必要があります。
コストと自分たちに合った機能を比較してみよう！
どちらにもコストや機能面での良さがあり、会社としての使い方によってどちらを選ぶかが変わってきます。コストだけ見ればvalueFaxBizの良さが際立ちますが、サービスや市外局番の対応範囲などが異なります。そのため、自分たちとしてどんな使い方をすることが多いのか、どんな機能が必要かを考えて選ぶようにしましょう。（数字は2021年現在のものです）
