インターネットFAXの再送信機能

インターネットFAXで話し中だった場合、自動的に送信されるの?注意点を解説

ファックスを送っても相手に送信されない理由として、相手が通話中であるという原因が多くあります。これはインターネットFAXにおいても同じです。その場合、単に送信ができないというだけで終わるのでしょうか?それとも、自動的に再送信などの手段が取られるのでしょうか?

インターネットFAXで話し中の場合は自動再送信される

会社による対応の差はありますが、ほとんどのサービスでFAXが届かない場合、自動的に再送信される機能が付いています。相手方が通常の電話とFAXの両方を同じ電話番号で使っている場合、通話中だとその間は送信できません。また、FAXのみの回線であっても、同じタイミングでFAXが他のところから届くと未達になってしまいます。場合によっては、回線が空くまでに数分かかることもあるでしょう。

そのため、インターネットFAXでは多少の間隔を空けて自動的に送信し直すケースが多いです。たとえば、eFaxでは未達となった時から4分後に再送信をします。これを最大で3回繰り返します。そうなると、12分くらいの間に相手方の通話が終わっていれば、送信できることになります。このインターバルの時間や再送信をトライする回数は、会社によって違います。とはいえ、どの会社でもある程度の時間の余裕を見て再送信をする機能を設けていますので、特に自分で再び送り直す作業をしなくても大丈夫です。

インターネットFAXの再送信についての注意点

上記のように、基本として相手が話し中の場合、自動的に再送信される機能が使えます。ただし、この機能はオンオフが切り替えられるようになっていますので、設定でオフにしていると再送信機能は使えません。デフォルトでは機能オフとなっている可能性もありますし、管理者が間違えて設定を変えてしまうこともあり得ます。もし、今まで問題なく送れていたファックスが届かないケースが増えているようなら、一度自動再送信の設定をチェックしてみると良いでしょう。また、会社によってはこの再送信の設定を細かく変えられるところもあります。再送信の回数やその間隔の分数といった内容です。再送信機能があっても未達が多いようなら、回数を増やしたり、間隔を長くしてみたりするのも良いでしょう。

もう一つの注意点は、再送信機能があっても、確実に相手に届くという保証はないということです。多くのサービスでは、再送信は3回から4回程度で、間隔は数分と設定されています。相手のファックス番号が電話と併用のものだと、10分以上通話が続いていることもあるはずです。そうなると、いくら自動再送信の機能が働いても、通話が終わっていなければ未達となってしまいます。そのため、再送信機能があるから問題なしと考えるのではなく、大事な文書については確実に相手に届いたかどうかを確認しましょう。

インターネットFAXでは、管理アプリなどから、送信状況についての履歴を確認できます。何時何分にどの番号に送ったファックスが届いたのか、再送信を試みたものの、結局送信できなかったかがすぐに分かります。こうした便利な確認機能を上手に使って、書類の送付ミスがないようにすることが大事です。

機能設定を確認してインターネットFAXを使いこなそう

インターネットFAXでは話し中でファックスが送れない場合は、自動的に間隔を空けて再送信をする機能がたいてい付いています。どのような再送信の機能が付いているか、細かく設定を調整できるかなどを事前に調べて、会社選びの参考にすることができます。利用する際にも設定をしっかりと確認して、確実に送信できる方法を探りましょう。


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