電子契約サービス・クラウドサインについて解説
契約書のペーパーレス化、業務効率化を図れる電子契約は法的にも有効なものであり、企業の中で導入が進んでいます。この契約システムを利用するためには、電子契約をするための技術的なサービスを必要としています。
いくつかの会社がサービスを提供していますが、契約書に関わることですので実績と信頼があるサービスを利用するのが一番です。この点で高い評価を受けているのが、「クラウドサイン」というサービスです。クラウドサインとはどんなサービスなのか、その特徴とメリットをチェックしてみましょう。
クラウドサインの概要と特徴
クラウドサインは、「弁護士ドットコム」が提供する電子契約サービスです。国内の売上シェアや契約書の送信件数ではトップの実績を誇ります。多数の企業が導入していて、誰もが知るプライム上場企業などもクラウドサインを使っていますので、知名度も実績の点でもまさにトップクラスのサービスと言えるでしょう。
クラウドサインでは、PDFファイルによる契約書や稟議書などの重要書類を作り、そこに担当者、契約当事者の電子署名を入れることができます。また、タイムスタンプを押すことによって改ざん防止ができる機能も設けられています。すべての作成業務やデータの保管はクラウド上で行うことができるのが大きな特徴です。そのため、締結した契約書を物理的なスペースを用いずに保管、管理できますし、社内で共有するのが容易になります。
セキュリティ対策を十分に施しているのもポイントです。作成過程にある契約書は、企業にとって重要機密の一つとなります。また、締結した契約書も安全に保管しなければなりません。クラウドのセキュリティレベルを強化して、サイバー攻撃などから守るための施策を取っています。また、安全に送信したり、電子署名の取り扱いを安全にできるようにするなど、契約プロセスの中で問題が生じるのを防げます。
また、サービスにはいくつかのプランが設けられています。月額税込み11,000円のライトプランは、必要最低限の機能とクラウド容量となっていて、小規模企業やこれから電子契約を始める方向けです。コーポレートプランは月額税込み30,800円で書類の管理や業務システムとの連携などができます。さらに、大企業での利用を想定したエンタープライズプランは、必要に合わせて機能と料金が変わってくるものです。
クラウドサインのメリット
電子契約サービスはいくつもありますが、クラウドサインは弁護士がサービスを監修しているのがメリットです。サービスを利用した契約が法的に有効なものであることや、本人の担保性が確かであることが確かめられますので、安心して企業活動を行えます。また、すでに実績が豊富で導入に関する不安を解消できるのもメリットと言えるでしょう。官公庁における実績もありますし、セキュリティレベルが非常に高い金融機関でも導入されています。それだけ安全性が高いことの証拠ですし、今までにたくさんの契約に利用されてきて大きなトラブルが発生していないという点も安心できます。
そして、様々なビジネス系のサービスとの連携が取りやすいのも便利な点です。たとえば、LINE WORKSやkintone、Teamsなどのシステムと連動させることができ、書類の共有や管理保存がしやすいです。
安心のサービスを選んで電子契約を始めよう
クラウドサインは、弁護士監修のサービスで官公庁や金融機関における導入実績もあります。1万円からのお手頃なプランもありますので、これから電子契約を始めたいと思っているのであれば、前向きに検討してみてはいかがでしょうか。
