【2023年版】おすすめの経費精算システム3選
経費精算システムとは、領収書を読み取り請求事項を自動的に作成し、そのまま請求するためのシステムです。他にも、交通系ICカードの利用状況を自動的に送信し経費請求したりできます。経理部門はこうしたデータを受け取りますが、自動的に集計されるので、問題がないかチェックして承認するだけの作業で済みます。こうしたメリットの大きな経費精算システムの中でも、評価の高いおすすめのサービスを本記事ではご紹介します。
おすすめの経費精算システム
「楽楽清算」
テレビCMなどでも積極的に宣伝をしていて知名度の高いサービスです。国内累計導入実績はナンバーワンとなっていて、1万社以上で利用されています。そのため、実績があって信頼性の高いサービスを導入したいと考えている企業におすすめのサービスです。初めてのシステム導入でも安心できるよう、専任の担当者が付きます。操作方法や技術的なトラブルなどについて相談できるので、導入時のトラブルをリスクと考える企業でも利用しやすいでしょう。
また、機能が充実しているのも特徴です。領収書をスマホで簡単に読み取って自動的に経費請求するなど、好みに合わせた入力支援機能を使えます。さらには、社内で使っている会計システムに合わせた自動仕分け機能などもあって、経理部門の業務効率を強力に推し進めてくれます。交通系ICカードの読み込みや、クレジットカードの明細自動ダウンロードなども便利で、従業員の経費請求作業を簡素化してくれますし、不正を防ぐのにも役立ちます。
「ジョブカン経費精算」
ジョブカンは勤怠管理などの企業系の管理システムを提供していて、シリーズ累計で15万社に及ぶ導入実績を持っています。それだけに作業画面や機能の面で洗練されていて、シンプルで使いやすい操作が高評価の理由です。また、それぞれの企業の経費処理方法に合わせて、設定を柔軟に変えられるのも特徴です。たとえば、経費の内容や金額、使途、請求者などによって自動的に経費承認のプロセスを変更してくれる機能があります。承認作業の行き違いを防ぎ、スムーズなフロー実行ができるわけです。
設定によって、経費請求がなされた時や承認が下りた時などに、自動的に通知させる機能も評判です。メールだけでなくSlackなどの社内で使っているツールでの通知も可能で、ニーズに合わせやすいのがメリットです。ジョブカンの会計処理システムと連動させるのであれば、経費の内容によって自動的に勘定仕訳がなされますので、経理部門の手間はかなり減ります。Amazonビジネスとの連携も可能となっていて、社内備品をAmazonビジネスで購入する機会が多い企業にとってはメリットが大きいでしょう。
「マネーフォワードクラウド経費」
マネーフォワードは多くの企業がクラウド会計システムを導入しています。そのため、経費精算システムと会計システムを連携させたいのであれば、こちらがおすすめです。会計システムと連携させることでCSVに出力してインポートする手間も一切不要となり、自動的に処理がなされていきます。さらに給与システムもありますので、そこと連動することで経費の立替を給与連携できるようになります。同じシステム内で出張申請などもできるようになっているので、様々な作業を一元管理できるのも大きなメリットとなります。
システムの特徴を押さえて絞り込もう
領収書読み込みや自動申請・承認などの基本的な機能は、どのシステムでも共通していますが、それぞれに特徴的な機能や強みがあります。いくつかのシステムを比較して、自社として最も使いやすいサービスを絞り込んでいきましょう。