ファイル転送サービスとはどんなサービス？おすすめのファイル転送サービスも併せて紹介
安全に大容量データをやり取りできるファイル転送サービス
ファイル転送サービスとは、大容量のファイルを簡単に送受信するためのサービスです。送信者と受信者がデータを直接やり取りするのではなく、送信者がまず送りたいデータをファイル転送サービスのサイトにアップロードします。それを、受信者が自分のデバイスにダウンロードするという手順です。ファイルにはパスワードがかかっているため、第三者にダウンロードされるようなことなく、安全にファイルのやり取りができます。
これまで、データの大きなファイルをやり取りする場合、CDやDVD-ROM、USBなどのフィジカルなメディアを郵送するなどしていたのが一般的なやり方です。しかし、それには時間がかかるのは避けられず、迅速なファイルのやり取りには大きなデメリットがありました。また、盗難や紛失のリスクもあります。メールにファイルを添付して直接相手に送るという方法もありますが、このやり方ではファイルデータが大きくなるほど時間がかかりますし、相手のサーバーに負担がかかるなどやはりデメリットがあります。パスワードをその都度設定するのも面倒です。
そうしたデメリットを解決するのがファイル転送サービスです。いったんファイルをネット上にアップすることで、相手にはURLとパスワードを知らせておけば、お互いに負担をかけることなく大きなファイルをやり取りすることができます。また、多くのファイル転送サービスはセキュリティ対策もしっかり取られているため、個人間でやり取りするより安全性も高いのです。
ファイル転送サービスはさまざまな種類があります。完全無料で使えるものから、ビジネス向けの有料サービスまで多岐にわたるため、用途に合わせて適切なサービスを選ぶことが大切になるでしょう。また、サービスによって送受信できるファイル数やデータ容量が決まっています。無料や安価のサービスの場合、それが少ないことが多いです。一方、有料サービスになるほど、一度に送受信できるファイル数もデータ容量も大きくなる傾向があります。
おすすめのファイル転送サービス3選
無料で利用できるファイル転送サービスでおすすめなのが、「GigaFile便」です。広告収益によって運営されているため、ユーザーは無料で大きなデータをやり取りできます。また、アカウント登録の手間も不要で、いつでも1ファイル300GBなら自由にアップロードできます。かつ、アップロードできるファイル数に制限がありません。完全無料のサービスのなかではセキュリティ対策もしっかりしているサービスです。なるべくコストをかけずにファイル転送サービスを利用したいなら、GigaFile便が最有力候補になるでしょう。
同じく無料で便利に使えるのが「データ便」です。ユーザー登録なしで500MBのデータをやり取りできます。また、登録することで無料で2GBまでのデータのやり取りが可能です。さらに有料のビジネスプランも用意されており、転送容量が無制限になり、かつ、高速転送が可能になるなどのメリットがあります
Googleドライブのユーザーにおすすめなのが、Googleの提供する「Cmosy」というGoogleドライブの拡張機能です。この機能を導入すれば、アカウント登録していない相手にも直接ファイルを送れるようになります。
まとめ
大容量ファイルのやり取りが簡単にできるのがファイル転送サービスです。無料、有料さまざまなサービスがありますが、無料で選ぶならGigaFile便、無料で使用でき、かつ便利な有料プランもあるのがデータ便、GoogleドライブのユーザーにはCmosyをおすすめします。
