中小企業が法人カードを持つならどれがおすすめ？
年会費無料の中小企業におすすめの法人カード
この記事では、中小企業におすすめな法人クレジットカードを解説していきます。おすすめの4つのカードを比較し、自分の会社にあったカードを見つけてみてはいかがでしょうか？
まずご紹介するのは、「三井住友カード ビジネスオーナーズ」です。「三井住友カード ビジネスオーナーズ」は、初めて法人カードを導入する方やスピーディにカードを利用開始したい中小企業におすすめの一枚です。年会費が永年無料なので、カードを導入する際の初期コストが抑えられ、特にスタートアップ企業にとっては負担が少なくなるでしょう。申込みに必要な書類が少なく、発行までの時間も最短3営業日と短いため、すぐにカードを活用したいという方にとっては非常に便利な特徴と言えます。
また、このカードの特徴はサービスの充実度にもあります。国際線航空券や世界各地のホテルの予約代行サービスが利用できるため、出張が多い企業には大きなメリットとなるでしょう。さらに、アスクルでの送料無料サービスや、日産レンタカー、アート引越センターなどの優待利用も可能です。
「NTTファイナンス Bizカード レギュラー」は、企業の費用対効果を重視する中小企業に最適な法人カードです。年会費が永年無料なので、初期コストや維持費用を抑えることができます。その高いポイント還元率が大きな魅力で、基本の還元率は1.0%と高水準に設定されています。さらに、専用のポイントモールを通じて購入を行うことで、還元率が最大26%まで上昇します。
保険サービスも充実しており、海外や国内の旅行傷害保険をはじめ、ショッピング保険やカード盗難保険も付帯しています。Web上で簡単に利用明細を編集できるので、精算処理の効率化が期待できるでしょう。個人事業主の方にも便利で、プライベートと事業用でカードを使い分けたい場合に特に有用です。
サービス充実の中小企業におすすめの法人カード
「楽天ビジネスカード」は、楽天プレミアムカードの追加カードとして発行可能なカードです。このカードは、楽天プレミアムカードと同等のサービス内容を持ちつつ、ビジネスでの利用を前提に、ETCカードを複数枚発行することができます。
年会費も2,200円（税込）と手頃な価格設定になっており、プライベートで楽天プレミアムカードを使用している企業代表にとって、ビジネスシーンでの利用に適した選択肢となっています。
ポイント還元についても、このカードは一般的な利用における還元率が1%となっていますが、楽天市場での利用時には最大5%まで還元率が上がります。そのため、楽天市場で備品などを頻繁に購入する企業にとっては、大幅な経費削減に繋がるため利点となります。
さらに、ETCカードは1枚目が無料で、2枚目以降は年会費550円で発行可能です。また、ETCカード使用時でも楽天スーパーポイントが貯まるので、ETCカードを複数枚発行する場合のコストは実質的にそれほど高くありません。これらの特徴から、楽天ビジネスカードは、費用対効果を重視する企業におすすめの一枚となります。
「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード」は、ハイグレードな法人カードで、プラチナクラスながらも最短3営業日で発行できます。空港ラウンジへのアクセスや専用コンシェルジュサービスなど、ハイエンドな機能を求める経営者には最適なカードと言えるでしょう。このカードは、購入に応じて累積されるポイントの限度額が1,000万円以上と非常に高く設定されています。また、年間200万円以上利用すると翌年の年会費が11,000円となり、通常のゴールドカードと同等のコストで利用可能です。
まとめ
法人カードは、経費管理の効率化や企業活動を支えるためのサービスを享受するための重要なツールです。今回紹介した法人カードは、それぞれ異なる特長と強みを持っています。自社のビジネスの形態やニーズに合わせて選択しましょう（2023年度現在）。
