FAXでまとめて送信するのは最大何枚まで？意外と知られていない最大送信枚数について解説
faxでまとめて送信できる枚数
faxでの最大送信枚数は、使用する機器やその仕様、通信状況に依存します。一般的なオフィス用のfax機では、20〜50枚程度が1回の送信での最大枚数です。ただし、より高性能な商用のFAX機の場合、1回の送信で100枚以上を送れるものも存在します。
ただし、一度にまとめて大量の枚数を送ることができたとしても、注意しなければならないことがあります。まず、注意すべきなのが送信エラーのリスクです。電話回線の通信状態や受信側のfax機の状態も影響するため、多くのページを送信する際には、事前に受信側に確認した方が安全でしょう。
また、用紙の種類が影響する場合があります。特に厚手の用紙や特殊なサイズの用紙を使用する場合、最大送信枚数は通常よりも減少することが多いので気をつけてください。つまり、faxでの最大送信枚数は多くの要因に依存するため、一概に何枚とは言えないということです。具体的な最大送信枚数を知りたい場合は、使用しているfax機のマニュアルやメーカーのサポートに確認するようにしましょう。
制限のないインターネットfax
faxの送信枚数に限界があるのは、特に大量の文書を扱う企業で問題になることがあります。この点から考えると、インターネットfaxは一考の価値があるでしょう。インターネットfaxの場合、プロバイダによっては1回あたりの送信データ量に制限を設けている場合もあるものの、基本的には送信できるページ数に制限はありません。
インターネットfaxにはほかにも多くの利点があります。たとえば、インターネット経由でデータを送信するので通信料が一定です。国際faxを頻繁に送る企業にとってはコスト削減になるでしょう。また、電子データを送受信するため、紙やインクを使わずに済むのも大きなメリットです。環境に配慮したい企業には有用でしょう。
データのセキュリティ面でも、一般的なfaxよりインターネットfaxの方が優れているケースが多いです。データ暗号化や二段階認証などセキュリティ対策が施されているサービスも多く、機密性の高い文書を送受信する際に非常に役立ちます。
加えて、インターネットfaxはデータの履歴管理も容易です。通常のfaxでは、送信後の記録は紙の形でしか残りませんが、インターネットfaxでは送受信したデータを電子的に保存することが可能です。これにより、後から何を、いつ、誰に送ったのかを確認することが容易になり、法的なトラブルが生じた場合などにも役立つでしょう。
また、多くのサービスには、faxの送信スケジュールを設定できる機能があります。特定の日時に大量の文書を送信する必要がある企業には特に便利です。たとえば、月末の請求書や報告書を自動で送信する設定ができれば、作業の効率化が図れます。
もちろん、インターネットが不安定な場所では、それが送受信の障壁となる可能性もあります。ですが、通常のオフィス環境であれば、インターネットfaxは非常に便利で効率的な手段といえるでしょう。以上の点を考慮し、通常のfaxとインターネットfaxのどちらが自社のニーズと合致するかどうか検討してください。
まとめ
通常のfaxの場合、まとめて送信できる最大枚数のみならず、紙詰まりやインク切れなどの要素も考慮しなければなりません。その点インターネットfaxは、送信枚数の制限が少ない、コスト効率が良い、データ管理が容易、送信スケジュールが設定できるなど多くのメリットがあります。特に大量の文書を取り扱う場面や、遠隔地とのやり取りが多い状況では、その効果を最大限に発揮してくれるでしょう。
